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このコーナーで、東急各線の駅をご紹介します。
※ RAILFAN RJ から移転しました。
| 1 高島町 030421
高島町駅から桜木町駅に延びる高架橋沿いに歩くと、壁にアート(と見るか落書きと見るかは判断の分かれるところ)が描かれている。ある意味、横浜名物として知られていたが、来春、横浜高速鉄道みなとみらい21線(横浜〜元町・中華街間)が開業すると東横線と相互乗り入れを行なうので、現在の横浜〜桜木町間の東横線は1月30日限りで廃止。この「壁画」も一緒になくなってしまうのだろうか。 | |
| 2 不動前 030514
不動前駅は、808年開基と伝えられる天台宗の古刹として信仰を集める目黒不動(瀧泉寺)の最寄り駅として、その名が付けられた。江戸時代、落語「目黒のサンマ」に登場する殿様のモデルといわれる徳川家光が大伽藍を復興し、また五色不動の一つとして江戸の名所となった。サツマイモを普及させた青木昆陽の墓や、童謡「七つの子」「赤とんぼ」の作曲者、本居長世の歌碑もある。境内に入ると、都心のすぐ脇にいることを忘れさせる、静かなうっそうとした森が迎えてくれる。 | |
| 3 白楽(はくらく) 030624
横浜・菊名と特急停車駅の間に位置する白楽の駅は典型的な住宅街である。駅前から延びる六角橋商店街は、八百屋・ウナギ屋・荒物屋・銭湯などが、周辺の住宅街と一体に昔ながらのたたずまいを残し、脇には古いアーケードもある。一方で新築工事も見かける活気のある界隈だ。ちなみに、この商店街は今春、2つ先の駅、反町と同じ漢字の(読みは違うが)俳優が主役のテレビドラマのロケ地に選ばれた。 | |
| 4 御嶽山(おんたけさん) 030714
大田区の北側には高級住宅街で有名な田園調布がある。御嶽山駅から隣の雪ヶ谷大塚駅にかけては田園調布の隣町にあたり、戦後早くに開発されたであろう大きなお屋敷に、瀟洒なマンションが軒を連ねている。駅前の御嶽神社から名付けられた駅は相対式ホームそれぞれに改札口があり、地平から数段の階段を上るだけでホームにたどりつける。古いけれど、今となっては人に優しい構造をしている。特筆すべきはホームの真下の掘割を東海道新幹線と横須賀線が走っていること。池上線電車と700系車両や「成田エクスプレス」が顔を合わせることもある。 | |
| 5 北千束(きたせんぞく) 030811
大田区北千束・南千束界隈は都内有数のお屋敷街として知られる。自動車1台さえ通ることがむずかしいほど細い路地の両側には、2つの表札を掲げている戸建ての家が目につく。二世帯住宅なのであろう。古くからの住宅街の証である。高台にある北千束駅を南に降りていくと、日蓮上人が足を洗った言い伝えからその名がついた洗足池が現われ、対岸へ回ると池上線洗足池駅前へ出る。 | |
| 6 洗足(せんぞく) 030815
直線距離で約1.5km、同じ路線上ではないが、狭い範囲に同じ読みの洗足駅・北千束駅・洗足池駅が並ぶ。洗足駅は、目黒区にある目黒線の駅。じつは洗足池とは無関係で、沿線にある洗足学園からの命名らしい。洗足学園は、敬虔なクリスチャンであった創立者が、キリストが最後の晩餐につく前、12人の弟子たちの一人一人の足を洗った聖書の記述にちなんで名付けたという。ちなみに付近の町名も「目黒区洗足」だが、1932年、当時の東京府荏原郡が東京市目黒区になったとき、学校の所在地名が「洗足1丁目」となった。町名も学校名に由来することになるが、洗足駅はこれより早く1923年3月11日の開業である。 | |
| 7 つきみ野 030916
約1〜2万年前の旧石器時代の遺跡が発掘されたことから、考古学的にも重要視されている神奈川県大和市つきみ野は、戦前に小田急電鉄が進めた「林間都市計画」の一角に中央林間周辺とともにあたっていた。小田急沿線から離れたつきみ野がにぎわってくるのは1976年の東急田園都市線駅の開業からで、駅前には高層マンションや量販型家電店が建っているが、新興住宅地らしく整然と区分けられた町を少し奥へ進むと、戸建て住宅の間に畑や林が残っている。今、大和市には14軒のブドウ農家がいるが、つきみ野駅の近くにそのうちの1軒があり、秋には大きな房をつけたブドウが道行く人の目を楽しませている。 | |
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8 市が尾(いちがお) 030929
横浜市青葉区役所や総合庁舎に近い市が尾は、バスがここを起点に路線を延ばすターミナル駅でもある。駅前には「東急」と冠のついた店が多く、まさに東急王国。不動産物件もよく目につき、住宅の需要も旺盛なようだ。バス通りを下るとすぐに鶴見川に出るが、対岸にある東名高速道路横浜青葉ICの、大きな構造物が見る者を圧倒する。ここは東名高速・国道246号・県道12号が交差し、自動車交通量もたいへん多い。鉄道と道路が仲良く同居する街である。 |
| 9 沼部(ぬまべ) 031021
多摩川沿いに延びる東急多摩川線の中で、沼部駅が最も多摩川に近い。相対2面のホームにそれぞれ駅舎と改札口が設けられているが、多摩川行きホームは近代的なコンクリート製、蒲田行きホームは木造と好対照をなしている。その改札口を出て西へ進むとすぐ多摩川の土手に突き当たる。川に向かって左手は東海道新幹線と横須賀線、右手は中原街道、正面の河川敷は丸子橋緑地というちょっとした公園で、昼下がりの一日、砂場やブランコで幼児を遊ばせる親子や犬と散歩する人など、憩いの場所として人気のスポット。そして、駅前の道路を右に進むと、歌で有名になった「桜坂」にかかる。曲がヒットしていた時期は、多くの人でたいへんなにぎわいだったとか。 | |
| 10 三軒茶屋(さんげんぢゃや) 031118
世田谷通りに沿う東急世田谷線、国道246号の下に延びる田園都市線の接続駅である三軒茶屋の名は、江戸時代、大山道の本道(今の世田谷通り)と近道(同じく国道246号)が分岐するあたりに3軒の茶店があったことに由来する。いまでは国道の上に首都高速の桁もかぶさり、早朝から深夜まで車が途切れない。渋谷の繁華街からわずか3kmというのに、この町は込み入った細い路地、アーケードのある商店街、木造のアパート、銭湯の煙突、名画座などが違和感なく溶け込み、どこか懐かしさを漂わせる。しかし、再開発事業の一環として1996年、おそらく世田谷区で最も高いビルと思われる高さ124mの「キャロットタワー」が現われ、さらに今後、小さな酒場や食堂がひしめく国道向かいの商店街なども様子が変わる。近代的な都市に変身しても、昔ながらの三軒茶屋らしさを好む人も少なくないようだ。 | |
| 11 等々力(とどろき) 040114
大井町線等々力駅は、周辺にデザイナーズ戸建てや高級マンションが多くテレビドラマのロケにも使われるなど、品のいいイメージがある。その価値をさらに高めているのが、延長およそ1km、自然豊かな等々力渓谷の存在であろう。谷沢川が多摩川と合流する手前で国分寺崖線を浸食してできあがったもので、23区内に唯一残された渓谷である。現在は風致公園にもなっており、都会の中にいることを忘れさせてくれる場所である。近くの等々力不動境内には修行に用いたとされる「不動の滝」があり、等々力の地名は、滝の音が響き渡り「とどろいた」ことからついた、との言い伝えもある。 | |
今後、逐次更新します。
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