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〔2002年〕
「冬の峠道は、こっちの人間でも恐ろしいもんね。強い谷風が吹けば、雪が舞い上げられて5m先も見えなくなってしまうからね。ホワイトアウト状態だね。そこでブレーキを踏んだら追突されるから、見えなくてもなんでも行くしかないんですよ。急カーブで凍った狭い雪覆いの中で後ろからトラックにあおられたら、生きた心地しないって。札幌まで出かけるなら、列車で眠って行くのがいちばん」 釧路発札幌ゆき「スーパーおおぞら4号」車内で話した20代ビジネスマンの話は、聞いただけで身震いする道路事情でした。そのようなわけで、ふだんはクルマ攻勢に悩むJR北海道ですが冬ばかりは俄然、元気になるようです。とくに「おおぞら」系統は増結に継ぐ増結で、年末年始や連休には先頭車4両連続の10両編成もあったとか。 次号では「冬こそJR」を実感できる「FURICO」283系の活躍ぶりを、釧路から札幌への実況でお伝えします。去年の冬に5回転んだ釧路ですが、今回は無事でした。だって、雪もほとんどなく、氷結した部分も少なかったから… (亀)
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1月9〜12日、鹿児島市交通局の低床車の新車撮影に向かう。撮影前日に鹿児島入りし、たまたま他誌のカメラマンと同じホテルに泊まったので、その夜は3人で夜の鹿児島市内へ繰り出した。鹿児島滞在中は桜島の噴火もなく、天気も上々。東京に比べると暑いくらいだ。地元の人が「今日は寒いでしょう?」と言うが、私は東京から着てきたセーターを脱ぐ、はいてきたモモヒキを脱ぐという状態。風が生暖かいのだ。 4日も鹿児島にいて新車撮影だけではもったいないと、鹿児島本線・日豊本線の列車撮影もする。ところが、線路脇は草ぼうぼうで、列車の足回りを隠してしまうほど。九州は暖かいせいなのか、成長が早い気がする。昔は撮影できたポイントが草に覆われてダメになっていて、撮影地探しに四苦八苦。結局、お立ち台と呼ばれる有名ポイントにカメラマンが集中する結果に。よい写真を撮るためには、何人かで手分けして草刈りをしないといけないかも。それとも近所の農家で電動草刈り機を借りて、「ブイ〜ン」とうならせて根こそぎ刈ってやろうか。(則)
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1月24日、群馬県へ。1977年に鉄道友の会ローレル賞を受賞し、2001年8月12日にさよなら運転を行なった上信電鉄1000形電車の改造の取材なのだ。上信電鉄線は地図で見ても直線区間が多く、けっこうスピードが出る。運転席のメーターをのぞくと80km/hであった。鏑川の河岸段丘の上を走る区間があり、妙義山や周囲の町並が見渡せて、車窓に素晴しいパノラマが展開する。上信は全列車、ワンマン運転を実施しているため、降車は運転席寄りの扉から降りるルールで、まるでバスのようである。間違えて後ろから降りようとするお客がいて、扉が開かないとあわくって、係員に前のほうへ移動するようにうながされていた。 さて、下仁田といえばコンニャクとネギが有名。ということで、今晩の夕食用にコンニャクを買って帰った。ところで、高崎駅ホームにあるラーメン店は某週刊誌で紹介されたらしく、食べたかったが列ができていたため断念。その代わりと言ってはなんだが、姉妹誌「旅と鉄道」の食特集用も兼ねて「だるま弁当」を購入、撮影のあとはめでたくわが胃袋に収まった。(嶺)
2月7〜8日、今回は関西本線の昔懐かしい駅を取材した。亀山から、蒸気機関車の撮影地としてつとに有名な加太あたりまでは、鈴鹿山脈から吹き降ろす風が止むこともなく意外と寒かったが、柘植を過ぎると次第に風も収まって、日差しが穏やかに変わった。山間部を通っていても沿線には人家が続き、古くからの街道沿いであることを実感する。高速道路のような名阪国道(国道25号)が見え隠れして、クルマがまたたく間に通り過ぎて行く。1駅、2駅乗っては下車し、1日目は伊賀上野泊りに。ライトアップされた上野城は夜空に映えて美しく、街なかには古い家並がそこかしこに残っていて、暖かい日なら、のんびりと街歩きをするのもよさそうだ。ただ、伊賀名物の豆腐田楽を食べようと街へ出たが、20時前に閉まる店が多く人影もまばらだった。しかも、駅前にコンビニがない(!?)のは驚いた。その代わり酒屋はけっこうあって、アルコールの調達には不自由しなかった。 翌日は再び駅めぐり。京都府へ入ると、この日は水量が少ない木津川沿いをゆく。関西では有名な月ヶ瀬の梅はまだ来週にならないと咲かないそうだが、笠置駅からじいちゃんばあちゃんがたくさん乗ってきた。ハイキング帰りらしい。(嶺)
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1月18日、京王百貨店新宿店の駅弁大会を取材する。お昼前であったことを割り引いてもたいへん混雑していた。どうも前日は百貨店が休みで、さらに午後6時のテレビニュースで取り上げられたためのようだ。ために同行カメラマン(翠)は「うまく撮れないよ〜」と思案顔であった。おなじみ「いかめし」は相変わらず長蛇の列で、会場の端の方にある店から壁に沿って階段のあたりまで延びていた。駅弁だけでなく、全国のうまいものが集まっているのもこの催しの特徴で、もし取材でなければ、試食ができるものはなるだけ試食するため、会場をうろうろするだろう。いや待てよ、どこのスーパーマーケットへ行ってもやっているか… (王)
3月18日、ダイヤ改正で新千歳空港へ乗り入れた785系の取材で北海道へ。新千歳空港発12時19分発の「エアポート123号」は始発駅から満席で、途中駅からもどんどん乗車し、指定券が必要な「uシート」にまであふれ出す始末。車内改札を担当する車両は対応に大わらわだった。これも札幌までのことで、函館本線区間では従来からの「スーパーホワイトアロー」らしい、ビジネスライクな落ち着いた車内に戻った。「こんなに混むなんて珍しいのです」とは車掌の弁。私も撮影がやりづらかった。最近、取材で泊まる宿はインターネットで予約することが多い。今回の旅もそうだが、特別プランを組んでいるようで、概してインターネット予約のほうが安いのだ。そして夜は、繁華街に繰り出す。札幌ではいろいろお楽しみが待っている。ウヒヒのヒ。(翠)
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