<<一つ前に戻る
東海道・山陽新幹線N700系 7月ダイヤ改正を前に試運転始まる
JR東海とJR西日本が共同開発を行ってきた次世代の東海道・山陽新幹線用車両N700系は、7月1日の営業開始を前に、早期に落成した量産車第1・第2編成(Z1・Z2編成)を使用しての乗務員習熟を主とした試運転が本格化している。
N700系は、新開発の空気ばね式車体傾斜システム(1°傾斜)により、半径2500mの曲線区間でも乗り心地を維持しながら最高速度270km/hで走行できることが最大の特徴で、これにより東京〜新大阪間の到達時間を最大5分短縮する。
編成は4両1ユニット構成の14M2T、16両編成、編成出力は700系の13200kWから17080kWに増強され、山陽区間における最高速度は500系と同じ300km/h。先頭形状は、前頭部の長さを700系より1.5m延長して10.7mとしたエアロ・ダブルウイング形になっている。台車は高性能セミアクティブ制振制御装置を備える高速ボルスタレス台車を採用、客室内の静粛性を向上するため車体連結面間を全周型幌で覆っている。
7月1日のダイヤ改正初日時点で、N700系量産車はJR東海に16両編成6本(Z1〜Z6編成)配置、5本使用体制となる。初日からN700系で運転するのは「のぞみ」下り博多行き3本、新大阪行き1本、上り博多発3本、新大阪発1本の計8本で、このうちの1本は、新設となる品川発6時の「のぞみ99号」博多行きで、東京始発「のぞみ1号」に先行し、新大阪には8時19分、博多には10時45分に到着する。東京発6時の「のぞみ1号」も現行の500系からN700系に置き換え、東京〜新大阪間は2時間25分運転となる。
7月以降、2007年度中はおおむね1ヵ月ごとに投入列車を増やし、年度末にはJR東海15本、JR西日本8本の配置として、上下30本以上の定期「のぞみ」をN700系で運転する計画になっている。
▲ このページの先頭へ 20070514
《以前のTOPICS》
東京メトロ初の新形式10000系電車を公開 (鉄道ジャーナル06年9月号で紹介)
西日本鉄道初のステンレス車 3000形が登場 (鉄道ジャーナル06年6月号で紹介)
常磐線中距離電車にグリーン車を連結 2007年春から
首都圏の国鉄型電車 湘南色113系と103系が引退
新宿〜東武日光・鬼怒川温泉 直通特急を3月から運転 (鉄道ジャーナル06年4月号で紹介)
JR西日本の次世代通勤電車321系 デビュー (鉄道ジャーナル05年10月号で紹介)
新幹線高速試験電車 FASTECH360 デビュー (鉄道ジャーナル05年9月号で紹介)
ご注意 このWeb上の情報・テキスト・画像等の複製・転載・再配布等の行為はお断りします。